住民基本台帳カード

自動車保有関係手続ワンストップサービスを受けるには、まず住民基本台帳カードが必要になります。これに電子証明書を格納して、PKIのしくみを利用することで、個人の認証が可能になり、電子的に印鑑証明と同等の効力を発揮するというわけです。
なんだか、さまざまな報道で嫌われ者の住基ネットに使われるカードですね。案内を見る限り、いろいろな用途に使えるように書いてありますが、実際に実現されているのは、ごく一部のようです。
発行方法などは各自治体によるようです。各自治体がWebで案内ページなどを持っているので、それを見ると良いでしょう。
私が住んでいる市では郵送で申し込みができて支所で受け取りできるので、なかなか便利です。様式はどこでも2種類あり、名前しか表示していないカード、住所氏名性別生年月日に顔写真がついたものがあります。昨今の個人情報保護の流れに配慮した結果なのでしょう。ここは無難に名前だけのものを選ぶ人が多いのかもしれませんが、私は顔写真付の方を選択しました。運転免許証やパスポートと同程度の公的認証としての利用価値が十分にあり、表面にシリアル番号などが記載されていないカードなので、これはいろいろ使えるかも!などと考えていたりします。
そして、PDFで申請書をダウンロードし、写真などとあわせて郵送しました。1週間もしないうちにはがきが戻ってくるので、これを持って、あらかじめ指定した支所に取りに行きます。あまり交付申請する人もいないようで、支所は本所に電話して聞いたりしながら、やや祭り状況ではありましたが、それほど面倒なこともなく、住民基本台帳カードを手にすることができました。