自動車保有関係手続ワンストップサービスとは

自動車保有関係手続ワンストップサービスに興味を持ってしまったのは、たぶん数ヶ月前の新聞記事でした。ネットにはもう載ってませんね。
通常、自動車を登録するには、警察署、陸運局地方自治体の役所などに行って、それぞれの手続きをする必要があります。自分でやったことがある人は少ないでしょう。普通は、クルマのディーラーにお願いすると、だいたい2〜3万円の手数料で全部やってくれます。最終的な値引きの交渉条件になっていたり、契約をとるためにはディーラーもサービスでやってくれたりするので、本当に自分で手続きする人はほとんどいないですね。
ところが、関東地方で電子政府の方針の一環として、自動車の登録をワンストップで自宅からできる制度が開始したとのこと。住民基本台帳カードと、これに内蔵する電子証明書を使って、それぞれの役所に行かず、自宅から登録の事務手続きが一発でできるらしいのです。
しかし、驚いたのは、制度施行後の利用者が40人あまりだとか。関東地方限定といっても、新車登録台数は全国で年間400万台前後ですから、関東地方の半年だと、少なく見ても20〜30万台くらいはありそうです。相当なコストを投入して開発したに違いないシステムに、利用者のメリットが間違いなくあるのに、1万人に数人くらいしか利用していないって異常ですね。
そんな興味から、新車をワンストップサービスで登録してやろう!という意気込みで活動を始めたのが、約1ヶ月前でした…。