Javaアプレット

さて、実際の申請作業を行うにあたって、ソフトウェアの実行環境を整える必要があるのは前回も書いた通りです。これは自動車保有関係手続のワンストップサービスご利用方法のページに動作環境の記述があります。
基本的には、Windows2000かXP、IE6、JRE1.42_09でJavaアプレットが動作すれば良いことになります。これにICカードリーダが接続され、住基カードが挿してあれば準備はOKです…、と思っていたら、そうでもなくて、アプレット環境設定プログラムというのがあり、これを実行して、必要なjarファイルをJREのlib/extの下にインストールしてあげないとダメです。実は、私はこれを忘れて(すっかり読み飛ばしていて)何度か試行錯誤する羽目になってしまいました。何しろ、これがなくてもアプレットはちゃんと起動する上に、ICカードの読み取りをするまではちゃんと画面も進み、読み取りボタンを押すと予期しないエラーが起きました、といって終了してしまうのです。せめてスタックトレースくらい出してくれてもいいのに…。
さて、Javaアプレットの画面はけっこう複雑です。流れは以下のような感じです。

  1. 申請条件
  2. 所有者
  3. 登録する自動車
  4. 保管場所
  5. 自動車税自動車取得税

という順番に処理が流れます。
今回、新車の最初の申請を個人で行うという前提ですので、最初の申請条件は素直に自賠責等を登録する、電子証明書ICカードに格納されている、再申請ではない、という形になります。
次のページでは、所有者の情報を記入します。住基カードに格納されている情報は読み込んで自動的に記入することができます。それ以外の項目も多数あるので、それぞれ入力します。途中に住所コードなどという見慣れないものがありますが、これも簡単に住所から検索することができます。
メールアドレスとパスワードを入力しますが、これが後々非常に重要になるので、頻繁に確認できるメールアドレスと、忘れない(もちろん、かつ安全な)パスワードを設定した方が良いでしょう。ここまでは簡単でした。しかし、次のページからはだんだん難易度が上がります…。